知識を追加する方法

モデルでのパラメータ

    目次
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    パラメータによってフィーチャのサイズと形状を定義し、アセンブリ内のコンポーネントの相対的な位置をコントロールできます。たとえば、 計算式 を使用してプレートのサイズを「高さ= 幅/2」と指定すると、パラメータ間の関係を定義できます。

    また、寸法を設定するときにパラメータを定義し、必要な機能を備えたパーツを作成することもできます。たとえば、パーツの断面積の大きさと負荷に対する耐性を定義できます(Area=Load/Material_Strength*Factor_of_Safety)。また、スプレッドシートをパーツやアセンブリにリンクして、パラメータをスプレッドシートのセルから適用したり、iLogic ルールを使用して適用することができます。また、パラメータを部品表やパーツ一覧にエクスポートすることもできます。さらに、パラメータを使用して、モデルに追加する iLogic ルールの動作を制御することができます。

    [パラメータ]コマンドを使用して、パラメータ表でパラメータを表示または編集し、ユーザ定義パラメータを作成し、パラメータ値を含むスプレッドシートにリンクします。

    モデル パラメータはどのように作成されるか

    スケッチ寸法を定義して、アセンブリ拘束を追加したり、フィーチャの作成を行うと、モデル パラメータが自動的に作成されます。モデル パラメータには、d0、d1、d2 などの既定の名前が与えられていますが、意味のある名前で上書きすることができます。パラメータ名と値を定義する編集ボックスに式を入力することができます。また、編集ボックスを使用してパラメータ名と値を変更することができます。

    ユーザ パラメータを定義することもできます。一般的には、モデル パラメータよりもユーザ パラメータの方を使用して、必要な機能を備えたパーツを作成します。ユーザ パラメータはスプレッドシートに定義しておくこともできます。

    この 2 つのタイプのパラメータを使用して、値の割り当てやモデルの要素間の関係の設定ができます。

    パーツのサイズはいつ変更されるか

    [パラメータ]コマンドを使用してパラメータの定義や編集を行う場合、[更新]ボタンをクリックして変更内容を適用します。フィーチャを編集すると、従属するすべてのパラメータがフィーチャと一緒に変更されます。

    パラメータは iFeature でどのように使用されるか

    iFeature を作成するとき、スケッチ寸法およびフィーチャ パラメータをサイズ パラメータとして選択できます。パラメータに名前が指定されている場合、この名前は自動的に iFeature に追加されます。

    ユーザ パラメータとは

    ユーザ パラメータは、計算式や iLogic ルールで利用され、他のパラメータの式に使用することもできます。荷重や材料など同じパラメータをいくつものパーツで使用する場合は、新しいパーツ ファイルを作成するのに使用するテンプレート内にパラメータを定義しておきます。パラメータを共通の「スケルトン」ファイルから現在のドキュメントに派生させることもできます。

    カスタム パラメータとは

    カスタム パラメータは、API によって作成されるものです。たとえば、次のいずれかを入力します。

    • パラメータは、荷重、最大応力条件、最大たわみ条件などの特定のデータを表すためにアプリケーションで作成されます。
    • CAD 管理者は、設計者が設定の結果を理解しやすいように設定や参照パラメータ用の特別なパラメータ フォルダを作成します。

    カスタム パラメータは、モデル、参照、またはユーザ フォルダに自動的に追加されます。カスタム パラメータ フォルダに分かりやすい名前を付け、別のフォルダからパラメータを追加することができます。パラメータは、元のフォルダとカスタム パラメータ フォルダの両方に存在することになります。

    カスタム フォルダを削除し、すべてのパラメータを元のフォルダに保持することができます。また、カスタム フォルダとそのすべてのパラメータ、および他のフォルダにあるパラメータをすべて削除することもできます。カスタム グループからパラメータを削除することもできます。

    参照パラメータとは

    参照パラメータは被駆動パラメータであり、その値は駆動パラメータの変化に応じて更新されます。参照パラメータは次のいくつかの方法で作成できます。

    • 参照寸法として
    • 派生パーツを使用する場合
    • リンクされたパラメータのファイルを使用
    • テーブル駆動 iFeature を使用
    • API などを使用

    文字パラメータとは

    文字パラメータは文字列で構成されます。その例としては、さまざまな色、形状、スタイル、またはその他の説明的な名前があります。これらのパラメータを iLogic ルールで使用して、他の Inventor パラメータを制御したり、ルールで制御可能なその他すべての機能を制御できます。

    文字パラメータは式をサポートしていません。

    真/偽(True/False)パラメータとは

    真/偽(True/False)パラメータは、真(True) または 偽(False)の論理演算値で構成されます。これらのパラメータを iLogic ルールで使用して、他の Inventor パラメータを制御したり、ルールで制御可能なその他すべての機能を制御できます。

    真/偽(True/False)パラメータは式をサポートしていません。

    マルチバリュー パラメータとは

    マルチバリュー パラメータには、適用可能な値のリストが格納されます。ただし、他のパラメータと同様に、マルチバリュー パラメータは一度に 1 つの値を取ります。このパラメータはマルチバリュー リスト内のいずれかの値に自動的にロックされることはありませんが、それは iLogic ルールを使用して実現することができます。

    また、マルチバリュー パラメータ内の値のリストの代わりに、カスタム値を追加することもできます。カスタム値は、通常は「必要に応じて」一時的にのみ使用されます。

    キー パラメータとは

    キー パラメータは、特に重要であることを示すパラメータです。キー パラメータごとにオプションのフラグを設定し、表示設定フィルタを使用してそれらの重要なパラメータの「ショート ビュー」を表示できます。

    リンクされたパラメータの使用法

    Microsoft Excel のスプレッドシートでパラメータを定義して、そのスプレッドシートをパーツまたはアセンブリにリンクすることができます。パーツ、シート メタル、アセンブリ、溶接の各ファイル タイプを組み合わせたパラメータをリンクすることもできます。アセンブリまたはパーツは特定のファイル タイプからエクスポートされたパラメータに関連付けられた状態でリンクされます。パーツまたはアセンブリからリンクするときに、エクスポートされたパラメータを個別にリンクできます。

    一方のファイルから他方のファイルにエクスポートされたパラメータを使用する際には、グローバル パラメータ パーツ ファイルを使用できます。通常は工学的な方程式によって算出される一連の値を含む、パーツ ファイルを作成します。このパーツ ファイルにはジオメトリがない場合がありますが、骨組みモデルまたはレイアウト モデルで使用できるようにスケッチを含んでいる場合があります。

    派生パーツ コマンドを使用すると、グローバル パラメータ パーツ ファイルを個々のサブアセンブリおよびパーツに派生させて、必要に応じてパラメータを抽出することができます。パーツ ファイルの代わりに、スプレッドシートを使用してもこれと同じワークフローを使用することができます。エクスポートされたパラメータを派生パーツまたは派生アセンブリで個別に派生できます。

    サブアセンブリに含まれる情報量を管理するため、骨組みモデルは他の骨組みモデルを参照することもできます。

    または、パラメータをパーツからアセンブリに直ちに抽出することができます。グローバル パラメータの使用を計画していなかった場合でも、設計作業のある時点で、パーツからエクスポートしたパラメータをアセンブリで使用することがあるかもしれません。たとえば、あるパーツ(押し出しの深さ)にあるプレートの幅を、アセンブリ内でメイト拘束として使用したい場合などが考えられます。

    パラメータの作成法

    パラメータやパーツが意図したとおりに更新されるように、次の注意事項に従ってください。

    • パラメータにはわかりやすい名前を割り当てます。
    • 計算式では再帰呼び出しをしないでください。
    • パラメータ名には、スペース、算術記号、特殊文字を使用できません。
    • スプレッドシートをパラメータにリンクする場合、値や計算式は、Autodesk Inventor 内では編集できません(Microsoft Excel でスプレッドシートを開いて編集しなければなりません)。

    パラメータのインポートとエクスポート

    パラメータのデータを xml ファイルにエクスポートして、パラメータとその値のスナップショットを取ることができます。この機能は、一方のモデルから他方モデルにパラメータを転送したい場合に便利です。

    エクスポートの際に、すべてのパラメータを含めるのか、キー パラメータのみを含めるのかを選択します。

    パラメータを復元するには、エクスポートの際に作成した xml ファイルからデータをインポートします。

    操作方法

    モデルでパラメータを使用する

    寸法やその他の計測値をモデルに追加すると、その値はモデルのパラメータとして設定されます。 計算式 でパラメータとその従属パラメータを使用したり、ユーザ パラメータを定義して、値を入力するときに名前で呼び出せるようにできます。

    計算式で計算された寸法には、先頭に接頭辞 fx が付きます。

    注:寸法はスケッチのサイズを拘束します。寸法がスケッチを過剰拘束している場合、これを参照パラメータとして保存できます。

    パラメータの使用方法を表示する

    編集ボックスでパラメータ名と値を定義または変更します。

    編集ボックスに寸法またはその他の値を入力した場合、その値はモデル用のパラメータとして定義され、d0、d1、d2 などの既定の名前が割り当てられます。編集ボックスに値を入力するときには、既定を上書きしてパラメータ名を指定することができます。

    たとえば、スケッチ プロファイルを 2 mm 高さまで押し出す場合は、[押し出し]ダイアログ ボックスの距離編集ボックスに 2 mm を入力します。押し出しコマンドを実行すると、既定のパラメータ(たとえば、d0)が作成され、値 2 mm が代入されます。一方、HT = 2 mm を入力した場合は式が解析され、代入された値 2 mm でパラメータ HT が作成されます。このようにして、参照したり今後使えるように、意味を判別しやすいパラメータ名を設定します。

    パラメータ名または値を変更するには、同じ方法で編集ボックスを使用します。なお、前の例では、パラメータ名を HT から HGHT に変更してください。押し出しフィーチャを編集し、距離の編集ボックスに HGHT=2 mm を入力します。HT パラメータは、コマンドの実行時に HGHT パラメータに置換されます。

    [パラメータ]コマンドでパラメータの名前や値を変更します。

    編集ボックスに寸法またはその他の値を入力した場合、その値はモデル用のパラメータとして定義され、d0、d1、d2 などの既定の名前が割り当てられます。[パラメータ]コマンドによって、既存のパラメータの名前を変更したり、パラメータの値を変更したりすることができます。パラメータの 計算式 を変更して、そのパラメータの値を変更することもできます。

     
    1. リボンで、 [管理]タブ [パラメータ]パネル [パラメータ]の順にクリックします。
    2. [パラメータ]ダイアログ ボックスで、変更するパラメータを探します。
    3. [パラメータ名]、[計算式]、[コメント]を変更するには、対応するボックスをクリックして既存の値を選択してから、新しい値を入力します。
    4. [Enter]を押して変更を保存します。
    5. モデルを更新するには、クイック アクセス ツールバーの[更新]ボタンをクリックします。
    注:標準寸法のみが編集可能です。 被駆動(参照)寸法 を標準寸法に変更するには、[スタイル]ボックスを選択してから[標準]をクリックします。スケッチの過剰拘束を回避するため、他の寸法を被駆動寸法に変更しなければならない場合があります。
    ヒント:既存のパラメータの値は、スケッチの寸法やフィーチャを編集して変更することもできます。

    数値のユーザ パラメータを追加する

    降伏強さなどの値に関して数値パラメータを定義しておき、それらのパラメータ名を指定して、モデルの寸法値やその他の計測値を設定できます。

     
    1. リボンで、 [管理]タブ [パラメータ]パネル [パラメータ]の順にクリックします。
    2. [パラメータ]ダイアログ ボックスで、ドロップダウン メニューから[数値を追加]をクリックして、[ユーザ パラメータ]テーブルに数値パラメータの行を追加します。
    3. [パラメータ名]、[単位]、および[ 計算式 ]に入力するには、該当のボックスをクリックします。

      [単位]ボックスでクリックすると、[単位タイプ]ダイアログ ボックスが開き、すべての使用可能な単位のタイプが一覧表示されます。クリックしてブラウザ ツリーを展開し、希望のタイプを選択します。

    4. パラメータがキー パラメータである場合は、[キー]チェック ボックスをオンにします。
    5. 必要に応じて、[コメント]に入力します。
    ヒント:いくつものパーツで同じパラメータを使用する場合は、使用するパラメータを含むテンプレート ファイルを作成します。テンプレートを Templates フォルダに保存し、新しいパーツ ファイルを作成するときに使用します。

    文字のユーザ パラメータを追加する

    色など説明的な文字列の文字パラメータを定義しておき、それらのパラメータ名を指定して、モデルの値を設定できます。ただし、文字パラメータは式をサポートしていないことに注意してください。

     
    1. リボンで、 [管理]タブ [パラメータ]パネル [パラメータ]の順にクリックします。
    2. [パラメータ]ダイアログ ボックスで[テキストを追加]をクリックして、[ユーザ パラメータ]テーブルに文字パラメータの行を追加します。
    3. [パラメータ名]ボックスをクリックして名前を入力します。
    4. [計算式]ボックスをクリックしてパラメータの値を追加します。
    5. パラメータがキー パラメータである場合は、[キー]チェック ボックスをオンにします。
    6. 必要に応じて、[コメント]に入力します。
    ヒント:いくつものパーツで同じパラメータを使用する場合は、使用するパラメータを含むテンプレート ファイルを作成します。テンプレートを Templates フォルダに保存し、新しいパーツ ファイルを作成するときに使用します。

    真/偽(True/False)のユーザ パラメータを追加する

    真/偽(True/False)のパラメータを定義しておき、それらのパラメータ名を指定して、モデルの真/偽の条件を設定できます。ただし、真/偽(True/False)パラメータは式をサポートしていないことに注意してください。

     
    1. リボンで、 [管理]タブ [パラメータ]パネル [パラメータ]の順にクリックします。
    2. [パラメータ]ダイアログ ボックスで、ドロップダウン メニューから[真/偽]をクリックして、[ユーザ パラメータ]テーブルに論理演算パラメータの行を追加します。
    3. [パラメータ名]ボックスをクリックして名前を入力します。
    4. 必要に応じて、[計算式]ボックスをクリックして値を「真」から「偽」に変更します。
    5. パラメータがキー パラメータである場合は、[キー]チェック ボックスをオンにします。
    6. 必要に応じて、[コメント]に入力します。
    ヒント:いくつものパーツで同じパラメータを使用する場合は、使用するパラメータを含むテンプレート ファイルを作成します。テンプレートを Templates フォルダに保存し、新しいパーツ ファイルを作成するときに使用します。

    パラメータの値リストを指定する

    1 つのパラメータに対して複数の値を定義することはできますが、1 つのパラメータは常に 1 つの値しか保持できません。パラメータの値は実際には式であるため、数値パラメータの値リストの項目を実際のパラメータの式にすることが可能です。

    1. [パラメータ]ダイアログ ボックスで、パラメータの行のいずれかの場所を右クリックし、[マルチバリューを作成]を選択して[値一覧エディタ]ダイアログ ボックスを開きます。
    2. [新規アイテムを追加]領域で、各値を個別の行に入力します。必要に応じて、[Enter]キーを使用して新しい行を追加します。
    3. [追加]をクリックして、各値を[値]フィールドに移動します。
    4. [OK]をクリックします。
    注:論理演算パラメータのマルチバリュー リストを作成することはできません。

    複数の値を持つパラメータに対して異なる値を選択する

    1. [パラメータ]ダイアログ ボックスで、パラメータの[計算式]ボックスをクリックして、ドロップダウン選択矢印を表示します。
    2. その矢印をクリックして、値のリストを表示します。

      パラメータに対してカスタム値も定義されている場合は、その値がリストに含められます。

    3. リストから新しい値を選択します。

    パラメータのマルチバリュー リストを編集する

    1. [パラメータ]ダイアログ ボックスで、パラメータの[計算式]ボックスを右クリックし、[マルチバリュー リストを編集]を選択して[値一覧エディタ]ダイアログ ボックスを表示します。
    2. 値のリストを編集します。
      • [新規アイテムを追加]フィールドに新しい値を入力し、[追加]をクリックしてその値を[値]フィールドに移動するか、[クリア]をクリックして入力内容を消去して最初からやり直します。
      • マルチバリュー リストから値を削除するには、[値]フィールドで値を選択して、[選択した項目を削除]をクリックします。
    3. 完了したら、[OK]をクリックします。

    マルチバリュー パラメータに対してカスタム値を使用する

    カスタム値がある場合は、その値をマルチバリュー パラメータに追加することができます。カスタム値は、パラメータに対して既に定義されている値リストの一部ではありませんが、パラメータの[計算式]フィールドから選択することができます。カスタム値を追加する前に、マルチバリュー パラメータに対するカスタム値の使用を有効にする必要があります。

    1. [パラメータ]ダイアログ ボックスで、パラメータの[計算式]ボックスを右クリックし、[マルチバリュー リストを編集]を選択して[値一覧エディタ]ダイアログ ボックスを表示します。
    2. [カスタム値を許可]を選択します。
    3. [OK]をクリックして[値一覧エディタ]を閉じます。
    4. パラメータの[計算式]ボックスにある矢印をクリックして値のリストを表示し、新しい選択肢である <カスタム値...> を選択します。
    5. [計算式]ボックスの値を上書きして、[Enter]を押します。

    以上で、カスタム値が[計算式]ボックスで使用可能な値のリストのメンバになり、現在選択されている値となります。ただし、カスタム値はそのパラメータの[値一覧エディタ]に表示されるマルチバリュー リストには含まれません。

    カスタム値は 1 つだけマルチバリュー パラメータに追加することができます。別のカスタム値を追加しようとすると、既存のカスタム値が上書きされます。

    カスタム値を削除するには、その値を他のいずれかの値に変更してから、パラメータの[値一覧エディタ]を開いて、[カスタム値を許可]チェックボックスをオフにします。

    数値のユーザ パラメータに対して単位をいくつか指定する

    1. [パラメータ]ダイアログ ボックスで[数値を追加]をクリックして、新しい数値ユーザ パラメータを追加します。
    2. [単位]列をクリックして、[単位タイプ]ダイアログ ボックスを開きます。
    3. 必要に応じてグループを展開し、単位のタイプをクリックして選択します。
    4. 選択した単位が、[単位指定]ダイアログ ボックスに追加されます。in/sec のように単位をいくつか組み合わせたものを指定するには、個々の単位を乗算、除算、指数関数など適切な演算記号で区切ります。

      [単位指定]ボックスに直接単位を入力することもできます。

    5. [OK]をクリックして、パラメータの[単位]列に計測単位を追加します。

    表示されるパラメータのセットをフィルタリングする

    [パラメータ]ダイアログ ボックスに表示するパラメータを、特定の基準に基づいて選択することができます。

    パラメータの表示をフィルタリングするには、[フィルタ]リスト からフィルタを選択します。

    [モデル パラメータ]リストや[ユーザ パラメータ]リストを展開したり折りたたむことにより、各パラメータの表示/非表示を切り替えることもできます。

    パラメータ リストをシンプル モードで表示する

    [パラメータ]ダイアログ ボックスに表示される列やボタンを減らすことができます。

    表示をシンプルにするには、ダイアログ ボックスの下部にある[<< シンプル]をクリックします。それに伴ってダイアログ ボックスのウィンドウのサイズが変わります。 ダイアログ ボックスは、詳細表示に戻すまではシンプル モードで表示され続けます。

    詳細表示に戻すには、ダイアログ ボックスの下部にある[詳細 >>]をクリックします。

    パラメータをスプレッドシートに定義し、開いているドキュメントにリンクする

     
    1. リボンで、[管理]タブ [パラメータ]パネル [パラメータ]の順にクリックします。
    2. [パラメータ]ダイアログ ボックスで、[リンク]をクリックし、Microsoft Excel (.xls)ファイルを検索して選択します。
    3. スプレッドシートでパラメータを開始するセルを指定します。スプレッドシートの列または行のヘッダやその他の内容を含めないでください。
    4. スプレッドシートを埋め込むか、リンクするかを指定します。

    スプレッドシートにリンクするか、スプレッドシートを埋め込むと、パラメータを表示しているテーブルが[パラメータ]ダイアログ ボックスに追加されます。スプレッドシートのパラメータは[パラメータ]ダイアログ ボックスからは編集できません。Microsoft Excel でファイルを開いて変更してください。

    モデルとユーザ パラメータをコンポーネント プロパティにエクスポートする

     
    1. リボンで、 [管理]タブ [パラメータ]パネル [パラメータ]の順にクリックします。
    2. [パラメータ]ダイアログ ボックスの[エクスポート パラメータ]の列で、エクスポートするパラメータの横のチェック ボックスをオンにします。
      • エクスポート対象のパラメータの形式を設定するには、パラメータ行内を右クリックして[カスタム プロパティの形式]を選択します。
    3. [完了]をクリックします。
    4. [iProperty] [カスタム]タブの順にクリックして、パラメータが一覧表示されていることを確認します。
    5. [OK]をクリックします。

    部品表やパーツ一覧にエクスポートされたパラメータを表示する

     
    1. [部品表]ダイアログ ボックスまたは[パーツ一覧]ダイアログ ボックスで、[列選択]をクリックします。
    2. [使用可能なプロパティを選択]リスト ボックスで、[カスタム プロパティ]を選択します。
    3. [使用可能なプロパティ]フィールドから、部品表やパーツ一覧に表示するパラメータを選択します。
    4. [完了]をクリックします。 選択されたパラメータが新しい列に表示されます。

    ユーザ パラメータを削除する

    [パラメータ]ダイアログ ボックスで、パラメータ行のいずれかの場所を右クリックし、[パラメータを削除]を選択します。

    API を使用してカスタム パラメータ グループを作成することができます。

    編集ボックスを使用して数値パラメータの式を作成する

    寸法値の編集、オフセット作業平面の作成、およびオフセット拘束の編集を実行するときには、編集ボックスに値を入力します。モデルを作成するときに表示される多くのダイアログ ボックスでも、編集ボックスを使用して値を入力します。編集ボックス内のパラメータ名や値は定義または編集することができ、認識されているすべての内部単位系を使用することができます。

    編集ボックスのの詳細については、編集ボックスのリファレンスを参照してください。

    編集ボックスで式を作成するには、次の操作を行います。

    1. 編集フィールドをクリックします。
    2. 数字、パラメータ、演算子、または組み込み関数を有効な組み合わせで入力します。
    3. [Enter]を押すか、[完了]をクリックして、入力した式を適用します。

    編集ボックスでは、正しく入力された式は黒で表示されます。無効な構文または認識できない構文は赤で表示されます。

    単位の規格、代数式の演算順序、および演算子の優先順位に注意してください。すべての式で、演算結果の単位形式が予想される単位形式のいずれかに一致しなくてはなりません。たとえば、スイープの長さであれば、予測される有効な単位は、mm、in、cm などです。スイープの長さの演算結果の単位がラジアンであるような式は、エラーの原因になります。

    ヒント:最も確実な方法は、式の項および係数のすべてに単位を付けることです。単位なしの項の場合には、"ul" を付加します。

    既定の単位を使用した例を次に示します。

    パラメータ名と値の定義

    パラメータ DIST を作成するには 2 つの値を追加します。パラメータ名と値の間には等号記号を入れます。この式が解析されるとパラメータ DIST が作成され、そこに計算式の値が代入されます。Autodesk Inventor

    DIST = (4 mm + 25.4 mm)

    複数の単位を使用する(インチ、度)

    既定の単位はインチと度であるとします。式の中で複数の単位を使用するには、変換係数を使用します。

    (2 in + 4 mm * 1 in / 25.4 mm)

    内部パラメータを使用する(ラジアン)

    Autodesk Inventor では、よく使用されるパラメータに対し、内部で値を割り当てています。たとえば、PI = 3.14159265359、e = 2.718281828459 などです。式でこのような値を使用する場合は、パラメータで置き換えることができます。

    (PI rad/ 4ul + (35 deg * PI rad / 180 deg))

    組み込み関数を使用する(インチ、度)

    編集ボックスには組み込み関数が用意されており、その関数を他の値やパラメータと組み合わせて複雑な代数式を作成することができます。ここでは、逆正接関数を使用し、パーツの両側の比率から角度を算出しています。

    30 deg + atan(4 in / 3 in)

    単位なしの値を使用する(ミリメートル、度)

    単位なしの値を表現するには、編集ボックスで記号"ul"を使用します。Autodesk Inventor では、既定の長さ単位が mm の場合、式 3 * (3^2) のような単位なしの値でも正確に解釈されますが、次のような明白な方法を使用することを推奨します。

    3 mm * (3 ul ^ 2 ul)

    分数表記の入力文字列を使用する(フィート、インチ)

    分数表記の入力文字列は、入力単位が英単位(10’-6 1/2” など)である場合に、編集ボックスに保持されます。表示単位が英単位(フィートまたはインチ)の一種である場合、パラメータの値はグラフィックス ウィンドウに分数表記で表示されます。 表示単位がメートル単位である場合、パラメータの値はグラフィックス ウィンドウに十進表記で表示されます。

    表示単位がフィートまたはインチである場合、編集ボックスには追加のオプションがあります(パラメータの表示タイプ)。オプションは[推定配置]、[十進表記]、[分数表記]、および[建築図面表記]です。 [推定配置]オプションは、単位のタイプを入力文字列に基づいて設定し、括弧に入れて表示します。[建築図面表記]オプションは、パラメータ内で「‘」および「“」を使用します(10’-6 1/2”など)。

    この形式で単位を入力する場合は、シングル クォーテーション マーク(‘)およびダブル クォーテーション マーク(“)が必要になります。クォーテーション マークが使用されない場合、式は計算式として評価され、分数形式は維持されません。フィートやインチの値はダッシュ(-)またはスペースを使用して区切ることもできます。

    スプレッドシートでパラメータを定義する

    多数のモデルでパラメータを共用する場合は、パラメータを Microsoft Excel のスプレッドシートで定義できます。このスプレッドシートをアセンブリやパーツのモデルに埋め込んだり、モデルからスプレッドシートにリンクできます。

    アセンブリ ファイルでも、パーツ ファイル(.ipt)にリンクすることができます。[リンク]をクリックしてリンクするパーツ ファイルを選択すると、.ipt ファイルからエクスポートされたパラメータに関連付けられた状態でアセンブリがリンクされます。

    注:スプレッドシートからリンクできるのは数値パラメータだけです。

    パラメータ スプレッドシートを作成する

    Microsoft Excel を使用し、次の形式でスプレッドシートを作成します。

    • データはスプレッドシートの任意のセルから開始できます。データが A1 のセルから始まっていない場合は、Excel ファイルへリンクするか埋め込むときに、データの開始位置を指定します。セルを列のヘッダ名に使用している場合は、データの開始位置のそのセルを指定しないでください。
    • データ項目は、行方向または列方向に、パラメータ名、値または 計算式 、計測単位、コメントの順番で入力できます。
      注:Excel 内のデータの順序は、Inventor の[パラメータ]ダイアログ ボックスと異なります。
    • パラメータ名と値は必ず入力しなければなりません。他の項目の入力は省略できます。パラメータ名と値に関連付けられたセルを空白にすることはできません。
    • パラメータの計測単位を指定しない場合は、パラメータを使用するときにモデルの既定の単位が割り当てられます。単位のないパラメータを作成するには、単位のセルに UL と入力します。
    • スプレッドシートには列または行のヘッダやその他の情報を含めることができますが、パラメータを定義するセルのブロックの外側に入力しなければなりません。

    パラメータ スプレッドシートをリンクまたは埋め込む

    パラメータ スプレッドシートを作成して保存すると、あらゆるパーツやアセンブリ モデルで使用できます。

    1. Autodesk Inventor でモデルのファイルを開きます。
    2. リボンで、 [管理]タブ [パラメータ]パネル [パラメータ]の順にクリックします。
    3. [パラメータ]ダイアログ ボックスで[リンク]をクリックし、スプレッドシートを検索して選択します。
    4. ファイルを開くときのダイアログ ボックスで、スプレッドシートのパラメータ データ(列のヘッダ名ではありません)の開始セルを指定します。
    5. [リンク]または[埋め込み]を選択します。複数のファイルで同じスプレッドシートのパラメータを共有するには、[リンク]を選択します。他のファイルに影響を与えずに、アクティブなモデル内でスプレッドシート パラメータを使用および編集するには、[埋め込み]を選択します。
      注:リンクまたはファイル埋め込み時に正しい開始セルを指定しなかった場合には、行の値が表示されません。開始セルを変更するには、[パラメータ]ダイアログ ボックスでエントリを右クリックして、[開始セル編集]を選択します。または、右クリックして[フォルダを削除]を選択すると、リンクされたデータまたは埋め込まれたデータを削除できます。

    パラメータ スプレッドシートを編集する

    [パラメータ]ダイアログ ボックスからスプレッドシートのパラメータを編集することはできません。スプレッドシート ファイルがリンクされている場合、Microsoft Excel でスプレッドシートを開いて編集します。次の操作では、リンクされたスプレッドシートと埋め込まれたスプレッドシートのいずれも編集できます。

    1. Autodesk Inventor で、スプレッドシートを使用するモデルを開きます。
    2. ブラウザで、[サード パーティ]フォルダを展開します。
    3. 編集するスプレッドシートをダブルクリックします。Microsoft Excel のウィンドウでスプレッドシートが開き、編集できるようになります。

    編集ボックスに値を入力する

    寸法の編集、オフセット作業平面の作成、オフセット拘束の編集を行うときに、編集ボックスに数値パラメータの名前または値を入力します。数値パラメータの名前または値を定義したり編集するには、編集ボックスを使用します。

    以下の値を入力できます。

    • 新しい数値パラメータ名
    • 特定の数値。
    • 入力した値の数値パラメータ名。値がグラフィックス ウィンドウに表示されている場合は、その値をクリックすると自動的に名前が入力されます。
    • [パラメータ]ダイアログ ボックスや、リンクされているスプレッドシートで定義されている数値パラメータの名前。
    • 計算式 。計算式を入力するときには、数値と数値パラメータを使用できます。

    また、編集ボックスの横の矢印をクリックして次のアイテムを選択できます。

    • 最近使用した数値パラメータまたは値(一覧形式)。
    • 直線距離を計測する[計測]コマンド。計測された距離が自動的に入力されます。
    • 既存のフィーチャの寸法を表示する[寸法を表示]。表示された寸法のいずれかをクリックし、パラメータ名を入力します。
    • ユーザ定義の数値パラメータの一覧を表示する[パラメータを一覧表示]。
    • パラメータの形式を、[推定配置]、[十進表記]、[分数表記]、または[建築図面表記]に設定します。これらのオプションは、表示単位がフィートまたはインチである場合にのみ使用できます。

    パラメータをリンクする

    パーツ、シート メタル、アセンブリ、溶接のモデル タイプの任意の組み合わせから選択したパラメータにリンクできます。選択したパラメータを事前にエクスポートする必要はありません。

    注:リンクしたりエクスポートすることができるのは数値パラメータだけです。
    1. リンク ファイルを選択するか、[パラメータ]ダイアログ ボックスで、既にリンクされているモデルのパラメータ フォルダのタイトルを右クリックして[フォルダを編集]を選択します。
    2. [パラメータをリンク]ダイアログ ボックスでは、一番上にある[ステータス]ボタンをクリックすることで、選択されているすべてのパラメータのステータスを即座に変更できます。個々のパラメータの横に表示されているステータス アイコンをクリックして、ステータスのオプションを切り替えることもできます。

      リンク ファイルから選択したパラメータにリンクします。リンクされたパラメータからのコメントが含まれます。

      選択したパラメータをリンクから除外します。

      注:エクスポートされていないパラメータをリンク対象として選択した場合、[パラメータをリンク]ダイアログを閉じるときに、基準ファイルによってパラメータがエクスポート対象としてマークされることを知らせる確認メッセージが表示されます。
    3. エクスポートされていないパラメータとエクスポートされたパラメータの両方をリストに表示するには、[すべてのパラメータを表示]チェック ボックスをオンにします。エクスポートされたパラメータには、手の形のアイコンが表示されます。

    パラメータを XML ファイルに書き出す

    1. パラメータが含まれているモデルを開きます。
    2. リボンで、 [管理]タブ [パラメータ]パネル [XML に書き出し]の順にクリックします。

      [XML に書き出し]ダイアログ ボックスが表示されます。

    3. 示された場所とファイル名を承認するか、xml ファイルの別の場所および名前を指定します。
    4. [オプション]をクリックして、[キー パラメータのみ]または[すべてのパラメータ]を選択します。
    5. [OK]をクリックして[XML に書き出し]ダイアログ ボックスに戻ります。
    6. [OK]をクリックしてパラメータを書き出します。

    XML ファイルからパラメータを読み込む

    1. パラメータの転送先となるモデルを開きます。
    2. リボンで、 [管理]タブ [パラメータ]パネル [XML から読み込み]の順にクリックします。

      [XML から読み込み]ダイアログ ボックスが表示されます。

    3. このダイアログ ボックスを使用して、他のモデルから書き出されたパラメータが含まれている xml ファイルを特定します。

      必要に応じて、[検索]をクリックして[検索]ダイアログ ボックスを開くと、xml ファイルを特定するのに役立ちます。

    4. [OK]をクリックしてパラメータを読み込みます。

    参照

    [パラメータ]

    モデルのパラメータの表示や定義を行います。ルールが含まれているドキュメントの場合、このダイアログ ボックスには各パラメータを制御するルールも表示されます。

    パラメータは名前を変更したり、値を変更したり、コメントを追加したり、マルチバリュー パラメータとして指定することができます。パーツで使用するためのユーザ パラメータも定義できます。カスタム パラメータは API を通じて作成され、自動的にモデル、参照、またはユーザ フォルダに追加されます。

    注:また、編集ボックスで既存パラメータの名前を変更したり、値を変えたりすることができます。編集ボックスの詳細については、編集ボックスのリファレンスを参照してください。
    注:構造解析およびデザイン アクセラレータと同様に、アドインによって自動的にグループにパラメータを追加できます。ダイナミック シミュレーション アドインはグループ内にほとんどのパラメータを追加できます。この例外には、マウス移動速度の係数、ダイナミック パーツ モーションの最大荷重、および入力グラフと出力グラフのすべての値があります。パラメータ グループを削除できるかどうかは、アドインによって異なります。

    アクセス:

    リボンで、[管理]タブ [パラメータ]パネル [パラメータ]の順にクリックします。[パラメータ]テーブルで、[タブ]をクリックしてセルを移動します。

    列ヘッダの右クリック メニュー

    [昇順に並べ替え]

    列を並べ替えセットに追加します。列の値を使用して、パラメータを昇順に並べ替えます。

    [降順に並べ替え]

    列を並べ替えセットに追加します。列の値を使用して、パラメータを降順に並べ替えます。

    [列の実行時カスタマイズ]

    [カスタマイズ]ダイアログ ボックスを表示します。このダイアログ ボックスでは、列を追加または削除することができます。

    [最適フィット]

    選択した列を、列のセルのすべての内容に合わせてサイズ変更します。

    [最適フィット(すべての列)]

    すべての列を、セルのすべての内容に合わせてサイズ変更します。

    [並べ替えをクリア]

    並べ替えセットをクリアします。パラメータは、前回並べ替えを実行したときの状態になります。

    [モデル パラメータ]

    モデリング処理中に自動的に作成されたパラメータの名前と値が表示されます。このツリーは図面ドキュメントの場合は表示されません。

    寸法やフィーチャをモデルに追加するたびに、パラメータが割り当てられます。編集ボックスでは、独自のパラメータ名を定義できます。(編集ボックスのリファレンスを参照)。

    パラメータをマルチバリュー パラメータにするには、行内のいずれかのフィールドを右クリックして、[マルチバリューを作成]を選択します。

    [パラメータ名]

    パラメータの名前です。パラメータの既定の名前を分かりやすい名前に変更するには、ボックス内でクリックして新しい名前を入力します。モデルを更新すると、従属パラメータがすべて更新され、新しい名前が反映されます。

    [単位/タイプ]

    数値パラメータの場合は、パラメータの計測の単位。

    文字パラメータまたは真/偽パラメータの場合は、パラメータのデータ タイプ。

    [計算式]

    パラメータの値を生成する計算式です。パラメータが離散値の場合、値はモデルの精度に丸めて表示されます。計算式を変更するには、既存の計算式をクリックし、新しい計算式を入力します。

    [駆動ルール]

    パラメータを制御するルールの名前が表示されます。この列は、ドキュメントにルールが 1 つ以上含まれている場合にのみ表示されます。[すべてのルールを削除]コマンドを使用してルールが削除された場合、この列は除去されます。

    [表記値]

    計算式の値(完全な精度で表示されます)。

    [公差]

    パラメータについて現在評価されているサイズ設定が表示されます。セルをクリックし、[上限]、[ノミナル]、[下限]のいずれかを選択します。

    [モデル値]

    パラメータについて実際に計算されたサイズを表示します。

    [キー]

    パラメータがキー パラメータであるかどうかを示します。 パラメータをキー パラメータとして指定するには、このチェック ボックスをオンにします。

    [エクスポート パラメータ]

    パラメータを、モデルのカスタム プロパティに追加します。カスタム プロパティは、パーツ一覧と部品表に追加できます。カスタム プロパティにパラメータを追加するには、このチェック ボックスをオンにします。カスタム プロパティからパラメータを削除するには、このチェック ボックスをオフにします。パラメータを追加した後で、その他のドキュメントからそのパラメータへのリンクを設定できます。

    [コメント]

    パラメータについてのコメントです(コメントがある場合)。コメントを追加するには、ボックスをクリックし、コメントを入力します。リンク先のパラメータにこのコメントが追加されます。

    [ユーザ パラメータ]

    モデルの寸法やフィーチャを制御するためにユーザが定義したパラメータが表示されます(文字パラメータや真/偽パラメータを含む。

    パラメータをマルチバリュー パラメータにするには、行内のいずれかのフィールドを右クリックして、[マルチバリューを作成]を選択します。

    単位のタイプ、許容される省略形および計算式の詳細については、「編集ボックス」のリファレンスをクリックして参照してださい。

    [パラメータ名]

    パラメータの名前です。ボックスでクリックし、新しい名前を入力します。

    [単位/タイプ]

    数値パラメータの場合は、パラメータの計測の単位。

    文字パラメータまたは真/偽パラメータの場合は、パラメータのデータ タイプ。

    ボックス内をクリックして、[単位タイプ]ダイアログ ボックスを開きます。ツリーでクリックして希望の単位を選択するか、[単位指定]ボックスで単位を入力します。[OK]をクリックします。

    [計算式]

    パラメータの値を生成する計算式です。ボックスでクリックし、パラメータの計算式や値を入力します。

    [駆動ルール]

    パラメータを制御するルールの名前が表示されます。この列は、ドキュメントにルールが 1 つ以上含まれている場合にのみ表示されます。[すべてのルールを削除]コマンドを使用してルールが削除された場合、この列は除去されます。

    [公差]

    パラメータについて現在評価されているサイズ設定が表示されます。セルをクリックし、[上限]、[ノミナル]、[下限]のいずれかを選択します。

    [モデル値]

    計算式の計算結果の値(完全な精度で表示されます)。この列は図面ドキュメントの場合は表示されません。

    [キー]

    パラメータがキー パラメータであるかどうかを示します。 パラメータをキー パラメータとして指定するには、このチェック ボックスをオンにします。

    [エクスポート パラメータ]

    パラメータを、モデルのカスタム プロパティに追加します。この列は図面ドキュメントの場合は表示されません。

    カスタム プロパティは、パーツ一覧と部品表に追加できます。チェック ボックスをオンにするとパラメータはカスタム プロパティに追加され、オフにするとカスタム プロパティから削除されます。パラメータを追加した後で、その他のドキュメントからそのパラメータへのリンクを設定できます。

    [コメント]

    パラメータについてのコメントです(コメントがある場合)。コメントを追加するには、ボックスをクリックし、コメントを入力します。リンク先のパラメータにこのコメントが追加されます。

    [リンク パラメータ]

    このモデルから別のモデルへ、または Excel ファイルから派生パーツへインポートされたパラメータの名前と値を表示します。

    [パラメータ名]

    パラメータの名前です。エクスポートされたパラメータに同じ名前が複数ある場合は、それぞれ一意の名前を作成するために、番号が振られます。

    パラメータの既定の名前を分かりやすい名前に変更するには、ボックス内でクリックして新しい名前を入力します。

    基本モデルを更新すると、従属パラメータがすべて更新され、新しい名前が反映されます。

    [単位]

    パラメータの計測の単位です。

    [計算式]

    パラメータの値を生成する計算式です。パラメータが離散値の場合、値はモデルの精度に丸めて表示されます。計算式を変更するには、既存の計算式をクリックし、新しい計算式を入力します。

    [駆動ルール]

    パラメータを制御するルールの名前が表示されます。この列は、ドキュメントにルールが 1 つ以上含まれている場合にのみ表示されます。[すべてのルールを削除]コマンドを使用してルールが削除された場合、この列は除去されます。

    [表記値]

    計算式の理想の値(完全な精度で表示されます)。

    [公差]

    パラメータについて現在評価されているサイズ設定が表示されます。セルをクリックし、[上限]、[ノミナル]、[下限]のいずれかを選択します。

    [モデル値]

    パラメータについて実際に計算された値が表示されます。

    [キー]

    パラメータがキー パラメータであるかどうかを示します。 パラメータをキー パラメータとして指定するには、このチェック ボックスをオンにします。

    [エクスポート パラメータ]

    パラメータを、モデルのカスタム プロパティに追加します。カスタム プロパティは、パーツ一覧と部品表に追加できます。カスタム プロパティにパラメータを追加するには、このチェック ボックスをオンにします。カスタム プロパティからパラメータを削除するには、このチェック ボックスをオフにします。パラメータを追加した後で、その他のドキュメントからそのパラメータへのリンクを設定できます。

    [コメント]

    パラメータについてのコメントです(コメントがある場合)。コメントを追加するには、ボックスをクリックし、コメントを入力します。リンク先のパラメータにこのコメントが追加されます。

    [カスタム パラメータ]

    API を通じて作成され、自動的にモデル、参照、またはユーザ フォルダに追加されます。

    カスタム パラメータ フォルダに分かりやすい名前を付け、別のフォルダからパラメータを追加することができます。パラメータは、元のフォルダとカスタム パラメータ フォルダの両方に存在することになります。カスタム パラメータ用の右クリック メニュー オプションは次のとおりです。

    [フォルダを削除]

    フォルダを作成した API にブロックされない限り、このオプションはフォルダを削除しますが、パラメータはそのまま残ります。

    [フォルダとパラメータを削除]

    フォルダを作成した API にブロックされない限り、このオプションはフォルダとフォルダ内のパラメータを削除します。

    [グループから除外]

    パラメータを除外しますが、削除しません。パラメータは既定のフォルダに残ります。

    [パラメータを削除]

    計算式で使用されていないユーザ パラメータをカスタム フォルダから削除します。すべてのフォルダから該当するパラメータを削除します。

    [フィルタ]

    このドロップダウン リストによって、ダイアログ ボックスに表示されるパラメータを制限できます。

    • [すべて]: フィルタリングを使用せず、すべてのパラメータを表示します。
    • [キー]: キー パラメータのみ表示します。
    • [キー以外]: キー パラメータ以外のパラメータのみ表示します。
    • [名前変更]: 名前が変更されたパラメータのみ表示します。
    • [計算式]: 計算式で定義されているパラメータ、または計算式の定義で使用されているパラメータのみを表示します。

    [追加]

    [ユーザ パラメータ]のテーブルに新しい行が追加され、パラメータを追加できます。ドロップダウン リストからパラメータ タイプを選択します。

    • [数値を追加]
    • [テキストを追加]
    • [有効/無効を追加]

    [更新]

    現在編集しているセッションの、メモリに保持されているパラメータの変更内容が反映されます。

    [すぐに更新]

    パラメータが変更されたらすぐにモデルを更新します。

    [リンク]

    パラメータの定義を書き込む外部スプレッドシートを指定できるように、ファイルを開くときのダイアログ ボックスを表示します。図面ドキュメントでは使用できません。

    [開く]をクリックし、スプレッドシート ファイルにリンクを追加します。ファイルを開く前に、[リンク]または[埋め込み]を指定し、データの開始セルを指定してください。

    スプレッドシートにリンクすると、スプレッドシート内でパラメータを表示しているテーブルが[パラメータ]ダイアログ ボックスに表示されます。[パラメータ]ダイアログ ボックスからはスプレッドシートを変更できません。Microsoft Excel でファイルを開いて変更してください。

    Excel ファイルのほかに、いずれかのモデリング ファイル タイプ(パーツ、シート メタル、アセンブリ、溶接)を別のモデル ファイルにリンクできます。これにより、あるモデル ファイルから別のモデル ファイルまでパラメータを共有できます。たとえば、アセンブリ ファイルを開いている状態で[リンク]をクリックしてパーツ ファイルを選択すると、このパーツ ファイルからのエクスポート済みパラメータに関連付けられた状態でアセンブリがリンクされます。

    注:図面ファイルとプレゼンテーション ファイルはリンクできません。

    [パラメータをリンク]ダイアログ ボックスでリンクするパラメータを変更するには、既にリンクされているコンポーネントのパラメータ フォルダのタイトルを右クリックして[フォルダを編集]を選択します。

    [公差をリセット]

    すべてのパラメータを一度にリセットします。図面ドキュメントでは使用できません。

    [上限]、[中央値]、[ノミナル]、[下限]のいずれかをクリックして、[寸法公差]列の値をリセットします。

    [<< シンプル]、[詳細 >>]

    [パラメータ]ダイアログ ボックスの表示をシンプル モードに変更したり、ダイアログ ボックスが現在シンプル モードで表示されている場合に詳細モードに変更します。

    シンプル モードでは、パラメータの次の列およびボタンが表示されます。

    • [パラメータ名]
    • [計算式]
    • [駆動ルール]
    • [キー]
    • [フィルタ]
    • [更新]
    • [すぐに更新]

    モデルでのパラメータ

    カスタム パラメータ グループは、API で作成されます。

    [値一覧エディタ]

    1 つのパラメータに対する複数の値を定義または更新します。カスタム値が定義されている場合、その値はここには表示されません。

    アクセス:

    [パラメータ]ダイアログ ボックスで、文字パラメータまたは数値パラメータのいずれかの列を右クリックします。パラメータが現在マルチバリュー パラメータでない場合は、[マルチバリューを作成]を選択します。パラメータが既にマルチバリュー パラメータである場合は、[マルチバリュー リストを編集]を選択します。

    [新規アイテムを追加]

    個別の行にそれぞれの値を入力します。[Enter]を押すと新しい行に移動します。

    [追加]

    クリックすると、パラメータの値のリストに新しい値を追加します。

    [クリア]

    クリックすると、[新規アイテムを追加]フィールドの入力内容を消去します。

    [値]

    現在のパラメータに対して定義されている値のリスト。

    [削除]

    [値]リストから選択した値を削除します。

    [カスタム値を許可]

    このボックスをオンにすると、[パラメータ]ダイアログ ボックスの[計算式]フィールドに表示される値のリストに、カスタム パラメータ値を追加できます。カスタム値が有効な場合、ドロップダウン矢印をクリックすると、[計算式]フィールドに表示される値のリストに<カスタム値>という選択肢が追加されます。<カスタム値>を選択すると、現在表示されている値がカスタム値で上書きされます。このチェックボックスをオフにすると、次に[計算式]フィールドにアクセスしたときに、値のリストからカスタム値が除去されます。

    [OK]

    クリックすると変更内容を保存します。

    [キャンセル]

    クリックすると変更内容を保存せずにダイアログ ボックスを閉じます。

    数式および計算式を使用する

    パラメータおよび寸法編集ボックスでは、次の演算子がサポートされています。これらを使用して必要な式を作成します。

    代数演算子

    Autodesk Inventor では、次の代数演算子をサポートしています。

    +

    加算

    -

    減算

    %

    浮動小数点モジュロ演算

    *

    乗算

    /

    除算

    ^

    累乗

    (

    括弧

    )

    括弧

    ;

    複数の引数を指定する関数用のデリミタ

    注:浮動小数点と混同される恐れがあるため、カンマは使用しません。
     

     

    欧州諸国で使用される 10 進数の桁区切り文字(「.」か「,」)

    演算子の順序

    編集ボックスでは、代数式の演算順序に従って演算を行います。下表に、優先順位の高いものから順に示します。

    操作

    記号

    括弧

    ( )

    (sin(15 deg))

    累乗

    ^

    幅^2

    否定 (単項減算)

    -

    (-2.00 + 長さ)

    乗算または除算

    * または /

    sin(pi/4 rad) または (0.5 * 底辺 * 高さ)

    加算または減算

    + または -

    (-2.00 + 高さ - 0.35 * 底辺)

    構文

    編集ボックスでは、既定のドキュメントのプロパティで指定されている単位が使用されます。編集ボックスで単位を指定しない場合、項や係数には既定の単位が割り当てられます。代数式の演算順序と既定の単位の値に従って、式が評価されます。

    式に構文エラーがある場合は、赤で表示されます。構文エラーがなければ、式の文字は黒で表示されます。

    構文エラー

    次の例に示すように、指数も式と同様に単位が適用されます。

    2 + 3^3

    編集ボックスでは、単位が指定されていないすべての項に既定の単位が割り当てられます。異なる単位同士を加算できないという理由で結果はエラーになります。2 mm + (3 mm)^3ul は 2 mm + 27 mm^3 として評価されます。単位があいまいであるため、式はエラーを示す赤で表示されます。

    2 + 3^3

    単位を記入し、単位なしの数値を指定して、2 mm + ((3 ul) ^ 3 ul ) * 1 mm のような式にすると正しく評価されます。

    単位の割り当て

    編集ボックスでは、式に単位を割り当てることはできません。次のような例は入力できません。

    (-2.00 + 3^3) m^2

    単位の評価

    単位は、式で使用されている算術演算子よりも前に評価されます。このため、累乗演算子はまず単位に適用されてから、隣接する数値に適用されます。たとえば、次のいずれかを入力します。

    2m^2

    この場合は、4 平方メートルではなく、2 平方メートルと評価されます。正しい構文は、次のとおりです。

    (2m)^2 = 4m^2

    正しい構文

    式では、各数値に単位を割り当てます。次の式は、既定の単位を想定して評価されるため、エラーになります。

    (2 + 1 * (3^2))

    "ul" を使用して単位なしの値を示し、2mm + 1mm * (3ul^2ul) とします。

    角度を入力するときには、既定の単位は度です。ラジアンを入力するには、次の構文を使用します。

    (-0.25 deg * 3.1415 rad/1 deg) + (2ul * 3.1415 ul ) * 1 rad

    [単位]:

    Autodesk Inventor では、たくさんの単位をサポートしています。次の一覧に、よく使用される単位の一部を示します。単位のタイプは、計算式などパラメータの入力が可能なすべての箇所で使用することができます。

    ヒント:単位のタイプをすべて挙げた一覧は、[パラメータ]ダイアログ ボックスに表示されます。ユーザ パラメータを追加する場合は、 [管理]タブ [パラメータ]パネル [パラメータ] の順にクリックし、[パラメータ]ダイアログ ボックスを開きます。[追加]をクリックしてユーザ パラメータを追加し、[単位]列をクリックします。

    行間隔

    「ミリメートル」"mm"

    「センチメートル」"cm"

    「メートル」"m"

    "inch" "in"

    "foot" "ft"

    "micron"

    "nauticalMile"

    「ミル」

    質量

    "gram" "g"

    "lbmass"

    "slug"

    "ouncemass"

    時間

    "second" "s"

    "hour" "hr""

    「分」"min"

    (ミリインチと競合する恐れがあります)

    温度

    「ケルビン」"k"

    「摂氏」"c"

    「華氏」"f"

     

     

    角度

    「ラジアン」"rad"

    「度」"deg" "°"

    「グラッド」"grad"

    「ステラジアン」"sr"

    速度

    「メートル/秒」"mps"

    「フィート/秒」"fps"

    「マイル/時」"mph"

    「毎分回転数」"rpm"

    面積

    「サーキュラ ミル」

     

     

     

     

     

     

    体積

    「リットル」"l"

    「ガロン」"gal"

     

     

     

     

    「ニュートン」"N"

    「ダイン」"dyne"

    "lbforce"

    "ounceforce"

    圧力

    「パスカル」"Pa"

    "psi"

    "ksi"

     

     

    動力

    「ワット」"W"

    「馬力」"hp"

     

     

     

     

    作業

    「ジュール」"J"

    「エルグ」"erg"

    「カロリー」"cal"

    "btu"

    単位なし

    「単位なし」"ul"

     

     

     

     

     

     

    電気

    「アンペア」"A"

    「ボルト」"V"

    「オーム」

    「クーロン」"C"

    「ファラッド」"F"

    「ガンマ」

    「ガウス」

    「ヘンリ」"H"

    「ヘルツ」"Hz"

    「マクスウェル」

    "mho"

    「エルステッド」

    「ジーメンス」"S"

    「テスラ」"T"

    「ウェーバ」"Wb"

     

     

    光度

    「カンデラ」"cd""

    「ルーメン」"lm"

    「ルクス」"lx"

     

     

    物理量

    「モル」

     

     

     

     

     

     

    接頭辞

    Autodesk Inventor では、次の接頭辞がサポートされます。

    「エクサ」"E"

    1.0e18

    「ペタ」"P"

    1.0e15

    「テラ」"T"

    1.0e12

    「ギガ」"G"

    1.0e9

    「メガ」"M"

    1.0e6

    「キロ」"k"

    1.0e3

    「ヘクト」"h"

    1.0e2

    「デカ」"da"

    1.0e1

    「デカ」"da"

    1.0e1

    「デシ」"d"

    1.0e-1

    「センチ」"c"

    1.0e-2

    「ミリ」"m"

    1.0e-3

    「マイクロ」"micro"

    1.0e-6

    「ナノ」"n"

    1.0e-9

    「ピコ」"p"

    1.0e-12

    「フェムト」"f"

    1.0e-15

    「アット」"a"

    1.0e-18

    関数

    編集ボックスでは、次の関数を使用することができます。

    構文

    戻り型

    求められる型

    cos(式)

    単位なし

    角度

    sin(式)

    単位なし

    角度

    tan(式)

    単位なし

    角度

    acos(式)

    角度

    単位なし

    asin(式)

    角度

    単位なし

    atan(式)

    角度

    単位なし

    cosh(式)

    単位なし

    角度

    sinh(式)

    単位なし

    角度

    tanh(式)

    単位なし

    角度

    acosh(式)

    角度

    単位なし

    asinh(式)

    角度

    単位なし

    atanh(式)

    角度

    単位なし

    sqrt(式)

    単位^1/2

    すべて

    sign(式)

    単位なし

    すべて

    負なら 0、正なら 1 を返す

    exp(式)

    単位なし

    すべて

    式のべき指数を返す。たとえば、100 に対して 2.688E43 を返す。

    floor(式)

    ul

    ul

    「式」より小さい整数のうち最も近い整数

    ceil(式)

    ul

    ul

    「式」より大きい整数のうち最も近い整数

    round(式)

    ul

    ul

    「式」に最も近い整数

    abs(式)

    すべて

    すべて

    max(式 1 ; 式 2)

    すべて

    すべて

    min(式 1 ; 式 2)

    すべて

    すべて

    ln(式)

    単位なし

    単位なし

    log(式)

    単位なし

    単位なし

    pow(式 1; 式 2)

    単位^式 2

    「式 1」はすべて、「式 2」は単位なし

    有効な単位を使用していても、無効な計算式になる場合がある(たとえば、"pow(3.0; d12)")。10 の累乗の小数点以下桁数は 8 桁に丸められる

    random()

    単位なし

    単位なし

    isolate(式; 単位; 単位)

     

     

    Mechanical Desktop からのマイグレーション

    編集ボックス(数値パラメータのみ)

    編集ボックスは、数値入力やパラメータを使用した計算式の指定が必要な Autodesk Inventor のコマンドで広く使用されます。

    編集ボックスでパラメータ名を作成/変更したり、数値と単位、または数値のみを入力したり、数値を算出する式を入力することができます。編集ボックスでは、状況に応じて、システム単位に基づいた既定の単位が使用されます。

    パラメータの定義と変更

    パラメータを作成または変更し、パラメータに値を割り当てるには、式を編集ボックスに入力します。パラメータ名と、値または数式の間には、等号記号を挿入します。編集ボックスの文字列が評価されると、パラメータが作成され、数値が割り当てられます。構文エラーは赤く表示されます。

    たとえば、スケッチ ジオメトリを作成し、1 本の線分に寸法を指定したい場合があるとします。その線分に対する[寸法編集]ダイアログを開き、Length=20mm と入力します。緑のチェック ボックスをクリックして、入力を確定します。同じ線分に対して[寸法編集]ダイアログ ボックスを再度開くと、ダイアログ ボックスの上部に[寸法編集: 長さ]とその値の 20mm が表示されるようになります。また、[パラメータ]ダイアログを開いて、定義済みのモデル パラメータを表示できます。長さのパラメータには 20 mm の値が表示されます。

    [単位タイプ]

    ユーザ パラメータで使用する計測単位が一覧表示されます。

    アクセス:

    [パラメータ]ダイアログ ボックスで新しいユーザ パラメータを追加した後で、[単位]ボックスをクリックして[単位タイプ]を表示します。

    [単位]の一覧

    パラメータに使用できる事前定義の計測単位を一覧表示します。単位を選択するには、グループを展開し、単位を選択します。[単位指定]ボックスに、選択した単位が表示されます。

    [単位指定]

    複数の単位を組み合わせて指定することができます。[単位タイプ]の一覧から単位を選択すると、この単位は[単位指定]ボックスに追加されます。in/sec のように単位をいくつか組み合わせたものを指定するには、個々の単位を乗算、除算、指数関数など適切な演算記号で区切ります。

    単位を[単位タイプ]の一覧から選択せずに、直接[単位指定]ボックスに入力することもできます。

    [OK]をクリックし、表示されている計測単位をパラメータに割り当てます。

    [パラメータをリンク]

    選択したパラメータをドキュメントにリンクできるようにします。エクスポートされていないパラメータをリンク対象として選択すると、このパラメータはソース ドキュメントでエクスポート対象としてフラグされ、ソース ドキュメントを変更するかどうか尋ねられます。

    アクセス:

    リンク ファイルを選択するか、[パラメータ]ダイアログ ボックスで、パラメータ フォルダのタイトルまたは既にリンクされているコンポーネントを右クリックして[フォルダを編集]を選択します。

    ステータス

    次のコマンドを使用して、選択した複数のパラメータのステータスを同時に変更できます。

     

    リンク ファイルから選択したパラメータにリンクします。

     

    選択したパラメータをリンクから除外します。

    [記号]

    選択したパラメータに関連付けられているパラメータのステータスを制御します。これは次のいずれかの操作で行います。

    • パラメータの横のアイコンをクリックして、そのステータスをオンまたはオフにします。
    • 複数のパラメータを選択して、ダイアログ ボックスの上部で状態を示すシンボルをクリックします。前述の状態コマンド ボタンに対応するシンボル以外にも、次の記号があります。
     

    リンクされているパラメータとリンクされていないパラメータがフォルダに混在していることを示しています。

    [モデル パラメータ]

    新しいフィーチャまたは寸法を追加すると自動的に作成されるパラメータ。Autodesk Inventor

    [ユーザ パラメータ]

    ユーザが定義したパラメータ。

    [すべてのパラメータを表示]

    選択した場合、リンクされているパラメータとリンクされていないパラメータがすべて一覧表示されます。

    編集ボックスによる解析例の表

    入力式

    仮定される単位

    最終的な単位

    1 回目の後解析

    最終的な単位

    2 回目の後解析

    最終的な単位

    3

    3 mm

    mm

     

     

     

     

     

     

     

     

    3 * 4

    3 mm * 4 mm

    mm^2

    3 mm * 4 ul

    mm ul

     

     

     

     

    3 mm * 4

    3 mm * 4 mm

    mm^2

    3 mm * 4 ul

    mm ul

     

     

     

     

    3 * 4 mm

    3 mm * 4 mm

    mm^2

    3 mm * 4 mm

    mm^2

    3 ul * 4 mm

    mm ul

    3 / 4

    3 mm / 4 mm

    なし

    3 mm / 4 ul

    mm / ul

     

     

     

     

    3 mm / 4

    3 mm / 4 mm

    なし

    3 mm / 4 ul

    mm /ul

     

     

     

     

    3 / 4 mm

    3 mm / 4 mm

    なし

    3 mm / 4 mm (変更なし)

    なし

    3 ul / 4 mm

    ul/mm (不一致)

    3 * cos(30)

    3 mm * cos(30 mm)

    エラー

    3 mm * cos(30 deg)

    mm ul

     

     

     

     

    cos(30) * 3

    cos(30mm) * 3 mm

    エラー

    cos(30 deg) * 3 mm

    mm ul

     

     

     

     

    3 *cos(2 * 15)

    3 mm * cos(2 mm * 15 mm)

    エラー

    3 mm * cos(2 deg * 15 ul)

    mm ul

     

     

     

     

    3 * cos(2 * 15 deg)

    3 mm * cos( 2 mm * 15 deg)

    エラー

    3 mm * cos(2 deg * 15 deg)

    エラー

    3 ul * cos(2 deg * 15 deg)

    エラー

    3 * cos(15 deg * 2)

    3 mm * cos(15 deg * 2 deg)

    エラー

    3 mm * cos(15 deg * 2 ul)

    mm ul

     

     

     

     

    3mm *cos(2 * 15)

    3 mm * cos(2 mm * 15 mm)

    エラー

    3 mm * cos(2 deg * 15 ul)

    mm ul

     

     

     

     

    3mm * cos(2 * 15 deg)

    3 mm * cos( 2 mm * 15 deg)

    エラー

    3 mm * cos(2 deg * 15 deg)

    エラー

    3 mm * cos( 2 ul * 15 deg)

    mm ul

    3mm * cos(15 deg * 2)

    3 mm * cos(15 deg * 2 deg)

    エラー

    3 mm * cos(15 deg * 2 ul)

    mm ul

     

     

     

     

    [カスタム プロパティの形式]

    設定するエクスポート対象パラメータの形式を有効にします。

    アクセス:

    [パラメータ]ダイアログ ボックスで、エクスポート対象として指定されているパラメータを右クリックして、[カスタム プロパティの形式]をクリックします。パラメータをエクスポート対象として指定するには、[エクスポート パラメータ]チェック ボックスをオンにする必要があります。

    [プロパティの種類]

    パラメータのデータ タイプをテキストまたは数値としてエクスポートします。

    [単位]

    パラメータのエクスポートの単位を選択します。

    [スタイル]

    テキストの種類のパラメータがインチまたはフィートの単位で定義されている場合、そのパラメータは 10 進数または分数のスタイルでエクスポートできます。

     

    テキストの種類のパラメータが度の単位で定義されている場合、そのパラメータは 10 進数の度または度-分-秒のスタイルでエクスポートできます。

    [精度]

    パラメータのエクスポートの精度を選択します。[スタイル]の設定に基づいてさまざまな選択が可能です。

    [既存の互換パラメータに適用]

    指定されたスタイルを、現在のドキュメント内のエクスポートされたすべてのパラメータに適用するには、このチェック ボックスをオンにします。同じタイプ(長さ、体積など)のパラメータにのみ影響します。

     

    このオプションでは、将来的に発生するスタイルの変更に応じてパラメータをリンクさせることはありません。同じタイプの、エクスポートされたすべてのパラメータに対してスタイルの変更を行うたびに、このオプションを選択する必要があります。

    [プレビュー]

    パラメータをエクスポート スタイルが適用された状態でプレビューします。

    [単位の文字列]

    テキストの種類のパラメータの場合は、このチェック ボックスをオンにすると、パラメータに単位の文字列が付加されます。

    [先頭ゼロを表示]

    このチェック ボックスをオンにすると、パラメータの先頭にゼロが付加されます。

    [末尾ゼロを表示]

    このチェック ボックスをオンにすると、パラメータの末尾にゼロが付加されます。